中性脂肪を下げるには、食生活をまず見直すことが必要で、とくにDHAとEPAを多く含む食品をとることです。
特にイワシ、サバといった青魚や、マグロにも多く含まれており、1日に必要な摂取量は18歳以上で1日当たりEPA及びDHAを1g以上摂取することが望ましいそうです。
1日1グラムを魚で摂るとなると結構な量です。
目安でこのくらいの量を摂らないといけません。
お~たいへん。
とくにEPAとDHAはマグロのトロ部分に多く含まれています。
毎日マグロを摂取となると費用もかかり、脂質も多くコレステロールが高いのであまりおすすめできません。
私もかつてアルコールが好きで毎日ビールを3リットルほど飲んでおりまして最高700位まであがりました。
そのときのカラダです。
このままでは死ぬと思い(ホントニ)生活習慣改善とサプリメント生活に突入。
いきなり食生活を変えることができるはずもなく、とりあえずサプリメントに頼りました。
サプリメントは魚臭さがない「きなり」を毎日服用。
週2回は20分のジョギング。同時にアルコールと脂肪分の多い食品も控えました。
私はほぼ毎日お酒を飲んでいましたので、急にお酒をやめるのはとてもつらかったです^^:
なので1日500ml3本飲んでいた缶ビールを2本と少しずつ減らしていいきました。
どうしても辞めれない気持ちは痛いほどわかりますが1本だけ減らすでも全然変わってきます。
特にお腹周りの脂肪が少し減っていくのが身をもって感じて、そうなれば中性脂肪も減ってきている証拠です。
根本的な原因を解決することが大切で中性脂肪が高い人は私生活と適度な有酸素運動を行いましょう。
・お酒はほどほどに
・できるだけ糖質をとらない
・ウォーキングでもいいので週2回は実行する
・タバコは吸わない
・ストレスの原因を解決する
これらを心がけることで中性脂肪は減っていきます。
中性脂肪を気にしだして必死に食生活の改善と筋トレをやって、かれこれ2年経ちました。
先日の健康診断の結果です。
中性脂肪が33mg/dl!
自分でもびっくり。とくにアルコールは頑張って控えたおかげだと思っています。
アルコールは中性脂肪のもと
中性脂肪は、脂っこい食事などの高カロリーの食事や、運動不足によって多くなってしまいますがアルコールを飲む事によっても増えてしまいます。
アルコール自体には脂肪分ではないのですが、アルコールを多く飲み続けると、中性脂肪の合成が早くなります。
ですので太りやすい身体になってしまいます。
糖質ゼロのビールやハイボールのでも太ります。
それを証明するために人体実験しております。
https://sho-jin.net/niku/post-3027
良くビール腹といわれるのは、アルコールを分解するときに、中性脂肪を生成してしまうので大量に飲むとビール腹になりやすい関係になります。
8月2日と19日の写真を比較すると一目瞭然ですね。
お酒を飲むと、肝臓にアルコールが運ばれて分解されて排出されますが大量のアルコールは、肝臓にも負担が掛かるのはなんとなく想像がつくと思います。
その状態が続くと肝臓もだんだん病んでしまう状態になってしまいます。
良く肝脂肪と言われる症状がありますが、アルコールを分解する事で中性脂肪が発生しその中性脂肪も排出はされるのですが、許容量を超えてしまうと肝臓に溜まってしまいます。これが溜まり続けて肝脂肪になって行きます。
ではどうしたらいいのか?と言う事ですが、お酒(アルコール)も適量に、お酒の量が多い人は、お酒を飲まない日を設けるなど、生活改善をしていくしかありません。
ほんとコツコツでいいのでなんとかしてアルコールの量を減らしたり、飲まない日をつくり、できればジョギングや筋トレをされることをおすすめします。
制限をするのがいやならサプリメントを利用するのも賢い選択です。
ストレスも中性脂肪の原因なの?
ストレスも中性脂肪の原因といわれているのは、ストレスからくる過剰な飲食をしてしまうのと、ストレスによる自律神経や代謝能力に影響が出て正常な働きをしなかったり、消費されるエネルギーが減ったりすることが理由です。
精神的なストレスを受けやすい社会になっていますが、ストレスを解消することが、中性脂肪を増やさない対策の一つです。
ストレスをゼロにするのは難しいかもしれませんができるだけ少なくしたいですね。
喫煙は中性脂肪の元?
脂っこい物や、高カロリーの物を食べ続けると中性脂肪が増えるのは想像がつくと思いますが、何故に喫煙で増えるのか?
タバコの成分が、血液の流れを悪くしたり、血管を収縮させてしまうので、結果的に代謝能力などが落ちて、中性脂肪が体内にとどまってしまう事です。
代謝能力が落ちてしまうと、今まで分解できていた中性脂肪の量が減ってしまいます。
対策方法としてはタバコを辞めるという選択しかないのですが、辞められない方は数を減らすという方法を取った方が良いでしょう。
タバコ自体の物質にも要注意
タバコの有害物質として有名なのは、ニコチン、タール、一酸化炭素です。
ニコチンは、毒性の強い成分でもありますが、血管を収縮させて、血の流れを悪くしてしまいます。
結果的に代謝能力を低下させてしまう上、血液を固まりやすくさせてしまうので、血栓ができやすくなり、結果動脈硬化になってしまい、血液がどろどろになってしまいます。
一酸化炭素はたばこの煙にも1%から3%ほど含まれており、この一酸化炭素は肺から吸収され血液中に入ると、赤血球と結びつきが強いために、血流内の酸欠を起こしてしまいます。
酸欠状態になると体中に酸素を送れない状態になりますので、ヘモグロビンと酸素の結合が妨げられ、赤血球の酸素運搬能力が低下します
赤血球が足りないとカラダは赤血球を作り出しますので、血液中に赤血球が多くなりさらにどろどろの血になってしまいます。
中性脂肪が高いと総死亡率が約2倍高く、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管系疾患の死亡率が約3倍高いという研究の結果もでています
とにかくタバコは控えましょう。
やめれない場合は禁煙グッズを使うのもいいでしょう。
以上、中性脂肪を下げるには食生活や私生活を見直そうについてでした