ディップスは大胸筋の特に下部と外側の脇の部分を鍛える種目で、初心者から上級者まで幅広い層でその効果を発揮します。
姿勢によっては三頭筋にも刺激を与えることができるので腕の種目でもよく行われます。
上級者だと足にダンベルをはさんだり、トレーニングベルト腰に巻きつけたりして負荷をかけてやります。
ここではディップスの基本動作を解説していきたいと思います。
ディップスの基本姿勢
you tube katochan33より
肩甲骨を寄せて胸をしっかり張ります。肘はやや曲げた状態で胸に負荷がかかるように調節します。
カラダは地面に対してまっすぐではなくやや前傾姿勢を保ちます。
まっすぐに構えると肩や三頭筋に効いてしまいますので、やや前傾姿勢になりましょう。
下ろしていくとき
you tube katochan33より
しっかり構えができたら、そのまま下ろしていきます。
再度言いますが、前傾姿勢を保ったまままです。
ディップスは可動域が広い種目ではないので、あまり下げすぎると肩を痛めてしまうので注意しましょう。
そして、下に下ろしすぎないところでカラダをあげていきます。
あげたときも肘はまっすぐにせず、軽く曲げた状態の位置まで戻します。
ディップスのバリエーション
手の位置を狭くすれば大胸筋の下部の内側に効きますし、広くすれば外側に効きます。
前者をナローグリップ・ディップス後者をワイドグリップ・ディップスといいます。
ディップスで肋骨が痛くなったら
ディップスをしていてみぞおちあたりの骨が痛くなったら肋軟骨炎(ろくなんこつえん)といい、炎症を起こしている可能性があります。
原因は重いウェイトやハードな運動を続けてきたことがあげられます。
医者に診断してもらいしっかりと治しましょう。
まとめ
ディップスは自宅に椅子が2つあればできる種目で僕も毎週胸のトレーニングには必ず取り入れています。
椅子を壊さない程度にバンバン追い込んで、胸の下部にたくましい輪郭をつくりましょう。